ことりちゃん山行記

山をはじめたことりちゃんの凸凹成長記録です

甲州アルプス 小金沢連嶺縦走

緊急事態宣言下で山のツアーは軒並み中止。結局5月は何処の山にも登れませんでした。そうこうしている内に6月も半ばに差し掛かり、関東もいよいよ梅雨入り。今年も気持ちの良い初夏の山を楽しむことなく雨のシーズンになってしまいました。

 

とはいうものの、実はことりちゃん、雨の山がまんざら嫌いでもありません。ザーザー降りは嫌ですが、しとしと降る雨は、眺望こそ望めませんが、周りの景色が幻想的で、風に流れる靄もいい感じです。耳から聞こえてくるのは鳥の鳴き声と足音だけ。日差しも弱めで、自然にやさしく包まれている感覚です。

 

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ということで、雨の中、小金沢連嶺の、大菩薩峠から①熊沢山②天狗棚山③小金沢山④牛奥ノ雁ケ腹摺山⑤川胡桃沢の頭⑥黒岳⑦白谷ノ丸と、7つ山を越えて、湯の沢峠に出るコースを歩いてきました。出発地点の標高は1700m、一番高い小金沢山が2014mと、ことりちゃんの苦手なひたすら長い登りはありませんでしたが、7つのピークを登ったり下ったり、笹原の稜線を約10km、雨の降る中がんばりました。夏のテント泊デビュ―に向けてのトレーニングになったでしょうか。

 

今回の一番のお目当ては、丑年の今年のちょっとした話題の、日本一名前の長い山「牛奥ノ雁ケ腹摺山」でした~♪

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この先の、「やまなしの森林100選」にも選ばれている黒岳の広葉樹林もとても気持ちが良いところでした。きっと秋の紅葉のシーズンには、素晴らしい景色が広がっていることでしょう。

 

縦走っていいですね。雨でもこれだけ楽しめたのだから、お天気に恵まれて、富士山も望みながら歩けたら、最高でしょうね。今度は秋晴れの日に再訪したいと思います。

【テント泊装備①】クッカーを考える

先日はテント泊登山シリーズのバーナーの使い方講習会で、簡単ポトフを作りました。水に、小さく刻んだ玉ねぎ、人参、ベーコンを加えて火にかけて、お湯が湧いたらコンソメのもとを入れ、塩コショウで味を調え、ドライパセリを散らして出来上がりです。簡単お手軽。今回の講習会は、バーナーの使い方やアウトドアクッキングの備品について学ぶのが目的なので、ソーセージなしのポトフでもよいのです。

 

食材は支給されるので、バーナーやクッカーだけを持参しました。ことりちゃんのバーナーは、3年前に一度使ったきりしまい込んでいた、ジェットボイルのジップです。ジェットボイルは、お鍋と一体型になったバーナーで、お鍋の底の部分にジャバラが付いていて熱効率が良いので、バーナーの熱量はそんなに高くないのにお湯が早く湧くのが売りの製品です。

 

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ジェットボイル ジップ

ジェットボイルでは、お湯を沸かすのはもちろん、調理をすることもできます(お鍋が縦長で口径が小さいので、使いずらいらしいですが、、、)。ただ、ことりちゃんは、食後のコーヒーのお湯をスープを作った鍋で沸かすのは嫌なので、ジェットボイルはお湯沸かし専用にして、ポトフはカップラーメン用に持っていた、エバニューの400mlのチタンカップで作りました。

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ジェットボイルに付属の五徳を使えば、他の器も火にかけられます

 

あ!一緒に作ったアルファ米のリゾットを食べるのに気を取られて火から目を離した隙に、ポトフが噴いちゃいました。ありゃりゃ、バーナーにスープがかかって火が消えちゃった。さすがジェットボイル、湧くのが早い、というより、400mlのチタンカップをお鍋として使うなら、一瞬も目が離せませんね。先生からは、鍋が小さすぎる、とのアドバイスをいただきました。

 

後日、早速アウトドアショップにクッカーを求めに行き、あれこれ悩んだ結果、EPIガスのこちらを買いました。

 

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ATSチタンクッカーTYPE-3M

 

チタンカップ入れ子になると思ってこちらを選んだのですが、900mlでは大きすぎたでしょうか?

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2倍以上、ですもんね

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大きいなぁ(苦笑)。これなら絶対噴きこぼれることはないですね(^^ゞ

 

大きすぎたかな?ジェットボイルとの2個持ちになると、かさばりますね。失敗したかな?

 

あれこれ悩んでいるときにひらめいたのがこちらのしまい方です。

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ジェットボイルとクッカーの入れ子。袋にも収まりました(*^^)v

クッカーにバーナーをしまうのは定番。ジェットボイルをしまってもいいわけですね。更に、よくよく考えてみると、ことりちゃんの場合、このクッカーとあのチタンカップを同時に持って山行することはなさそうでした。クッカーの蓋もカップになるしね。

 

よかったよかった。見た目はいまいちですが、取り合えず、噴きこぼれとかさばる問題は解決です♪

桜旅② ~吉野山・青根ヶ峯~

昨日今日とすがすがしい日が続きます。テレビからは「初夏の陽気」なんて言葉も聞こえてきました。急げ急げ。桜旅の後半、吉野山編です。

 

 

吉野山

吉野山といえば桜。桜といえば吉野山。その関係は今から約1300年前まで遡ります。白鳳時代大化改新から平城京遷都の間)の山岳修行者で、修験道の開祖として山伏たちに崇められている役行者(えんのぎょうじゃ)が、金峯山(きんぷさん)上で千日にわたって祈ると、憤怒の姿の金剛蔵王権現が現れ、役行者はこの尊像を山桜の木に刻んだとされます。以来、桜は蔵王権現を供養する御神木となり、来山者が信仰の証として桜を植樹。今もシロヤマザクラを中心に、約3万本の桜が咲き、山全体をピンクに染めているそうです。

 

今回は、吉野山観光駐車場から下千本、中千本、上千本、奥千本と進み、吉野山最高峰の青根ヶ峯を超えて蜻蛉の滝に下り、あきつの小野公園まで歩きました。

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下千本の桜

歩き出すと早速、ことりちゃんのイメージしていた吉野山の桜の姿が現れました。山肌を染める色とりどりの山桜。手前の桜を見るとよく分かりますが、葉より先に花が咲くソメイヨシノとは違って、ヤマザクラは花より先に葉が出るそうです。

 

金峯山寺

吉野山のシンボルである金峯山寺は、日本古来の山岳信仰の聖地。大自然の中に身をおき、厳しい修行によって悟りを得る修験道の根本道場だそうです。

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仁王門(左)と蔵王堂(右) ともに国宝です

 

平成16(2004)年7月7日、紀伊半島南部の3霊場(吉野大峯・高野山熊野三山)とそれらを結ぶ参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。

 

・𠮷水神社

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皇室との関係を表す菊の御紋が

元は𠮷水(よしみず)院といい、役行者が創建した修験宗の僧坊であり、後醍醐天皇南朝の皇居でもありました。明治時代の神仏分離により𠮷水神社と改められたそうです。鎌倉時代には兄頼朝の追っ手を逃れた源義経静御前が弁慶らとともに隠れ住まい、豊臣秀吉が吉野で盛大な花見の宴を催した際は、ここを本陣として数日間滞在したそうです。

 

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境内からみた中千本と上千本の山桜 「一目千本」

写真はいまいちですが、絶景でした。ことりちゃんが思っていた吉野山の桜の姿は、きっとここからみたものでしょう。

 

・花矢倉展望台

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上千本から望む金峰山寺蔵王

 

吉野水分神社

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枝垂桜がきれい

吉野水分(みくまり)神社には、水の配分を司る天之水分大神を主神とし7柱を祀っていて、「みくまり」が訛って「みこもり」となり、子授けの神としての信仰を集めているそうです。この社殿は豊臣秀頼が再建したものだそうで、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築でした。

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大峯七十五靡(なびき)の72番目

大峯奥駈道

世界文化遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、奈良の吉野山熊野三山を結ぶ、元は修験道の修行場として開かれた道で、熊野古道の中で最も険しいルート。標高1200m~1900mの急峻な山岳が連なる大峯山脈の尾根を沿うようにして続く、極めて過酷な精神修行の場だそうです。大峯奥駈道でいう 「大峯」とは、吉野から山上ヶ岳を経てさらに奥の山々、そして最終的には熊野三山に至る大峯山脈を縦走する修行の道全体を指し、女人結界のある山上ヶ岳を通過するので縦走できるのは男性のみ。登山道として整備はされていますが、修行の道であり、一般登山道ではないそうです。大峯七十五靡(なびき)とは、道中の遺跡で、神仏が宿るとされた75の拝所や行場のこと。

 

さらに奥千本に進みます。

 

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奥千本の杉

金峰神社

金峰神社の創建は不明ですが、平安時代の歴史物語『栄花物語』によると、藤原道長が祈願したのだそうです。吉野山の総地主の神を祭っています。

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鳥居の扁額には「修行門」の文字が

 

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源義経静御前、弁慶らと隠れた「義経隠れ塔」

 

さらに奥に進みます。

 

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西行庵は、『新古今和歌集』の代表的歌人の一人である西行が、武士を捨て、法師となり3年間侘住まいをしたと伝わる小さな庵。残念ながら今回は立ち寄りませんでした。

 

さらに進みます。

 

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このあたりの桜は植林し直しているそうです

 

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修験の道の山々

 

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高野への道

 

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旧女人結界の碑

・青根ヶ峯

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吉野山最高峰の割に、地味ですね。。。

 

ここからは下山道です。

 

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本格的な登山道です

 

・蜻蛉の滝

高さ約50mの水量豊かな滝。雄略天皇を虻(アブ)から救った蜻蛉(トンボ)伝説から命名されたそうです。

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大きくて、全体は写せませんでした

 

・あきつの小野公園

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最後にもう一度 桜

左の写真の鳥居の奥から下山しました。

 

この日は天気予報の降水確率は80%。雨の覚悟をしての入山でしたが、一滴も降りませんでした。よかった!青根ヶ峯からの下山道は所々足場が非常に悪くて、雨の中の下山を想像すると、ちょっとした恐怖でした。

 

正確には、この公園で最後の桜を満喫して、洗面所から出た瞬間に、雨が降り出しました。なんてタイミング!今回は生憎の曇り空でしたが、悪天候の予想のおかげで来山者が少なく、この時期の吉野山をこんなにゆったり回れることは二度とないのでは、と思いました。日焼けもしなかったし、ラッキーでしたね;)

 

一泊二日の桜旅、楽しかったです♪

桜旅① ~山の辺の道~

今日はお天気はいまいちでしたが、風にはどことなく温かみを感じました。春も暮れに近づいていますね。忙しくてタイミングを逸しましたが、春が終わってしまう前に、山の辺の道と吉野山を巡った桜旅を記録しておこうと思います。

 

 

★山の辺の道★

山の辺の道の南部ルートの内、大神神社から黒塚古墳まで歩きました。

地図はこちら

http://www3.pref.nara.jp/miryoku/aruku/secure/1765/map.pdf

 

大神神社三輪明神

大神(おおみわ)神社は大和「一の宮」。ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社だそうです。

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とても立派で本殿に見えますが、こちらは拝殿です(国の重要文化財

 

大神神社拝殿の奥は禁足地として普段は神職さえ足を踏み入れない神聖な場所で、禁足地と拝殿の間には結界として三つ鳥居と瑞垣が設けられているそうです。

 

拝殿の神社幕の後ろには、大きな杉玉が吊るされていました。杉玉とは、造り酒屋さんの軒下で見かけるアレです。酒造りは三輪の地が発祥といわれ、大神神社の御祭神の大物主大神酒造りの神で、大神神社の神木である杉には霊威が宿ると信じられたそうです。造り酒屋さんで見かける杉玉は、大神神社からいただかれた「しるしの杉玉」でした。

 

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大美和の杜展望台から見る大鳥居

 

狭井神社

大神神社の摂社のひとつの狭井(さい)神社の拝殿の左奥には薬井戸があり、御神水がいただけます。

 

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三輪山入山口

狭井神社社務所の向かいは三輪山入山口で、茅の輪があり、人形(ひとがた)が吊るされていました。三輪山は神聖なお山、恐れ多いと思いつつも、いつか御登拝させていただきたいものです。

 

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山の辺の道を行きます

 

・桧原神社

山の辺の道沿いにある桧原(ひばら)神社は、大神神社の摂社で、祭神は天照大御神。境内には本殿、拝殿がなく、大神神社同様に、三ツ鳥居(三輪鳥居)を通して御神座である三輪山を拝します。この周辺は、崇神天皇が皇居に祀られていた天照大神をお遷しし、伊勢神宮鎮座前に大神をお祀りした笠縫邑(かさぬいのむら)の伝承地であることから、元伊勢と呼ばれるそうです(天照大神はもともと皇居の大殿内にお祀りされていたのが、笠縫邑を経由して伊勢神宮に鎮座されることとなった、のだそうです)。

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珍しい三ツ鳥居

 

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注連縄の奥に見えるのは二上山

境内から注連縄越しには、奈良盆地のどこからでも眺められる山として昔から人々に愛されている二上山(にじょうさん)の雄岳と雌岳が寄り添って並ぶ姿が見えます。檜原神社境内から眺める二上山の眺望は、大和を代表する夕景色となっていて、春分秋分の日頃には、三輪山から昇った朝日が夕方には二上山の雄岳と雌岳の間に沈むのだそうです。ぜひ見てみたいです。

左に見えるお土産物屋さんで、三輪素麺を求めました。伊勢にはうどん。出雲には蕎麦。三輪には素麺。神様のいらっしゃるところに麺類あり、ですね。

 

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柿本人麻呂歌碑

山の辺の道すじには、記紀万葉歌碑が点在します。この歌碑の辺りは穴師(あなし)という集落で、清流の巻向川が流れ、ミカン畑が広がり、日本の国技である相撲の発祥の地といわれる相撲神社があります。

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箸墓古墳を望む

こんもりと見えるのが、卑弥呼の墓ではないかという説のある箸墓(はしはか)古墳。その向こうに見える山は、大和三山の内の畝傍(うねび)山(左)と耳成(みみなし)山(右)。「天の香具山」で知られる香具山は左の奥の方で、ここからからは見えないそうです。その奥には奈良の青垣が。

 

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額田王歌碑

冒頭の「うま酒」は、味のよい上等な酒を「神酒(みわ)(=神にささげる酒)」にすることから、「神酒(みわ)」と同音の地名「三輪(みわ)」にかかる枕詞。ことりちゃんの和歌のレベルはここまで。千年以上昔の日本人が、自然と人間が交感しあうところに和歌という表現世界を築いている、素晴らしいですね~。もう少し分かるようになりたいものです。。。

 

この先、景行天皇陵、崇神天皇陵、長岳寺を眺め、黒塚古墳まで歩きました。

 

・黒塚古墳

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三角縁神獣鏡

黒塚古墳は平成9(1997)年8月から発掘調査が開始され、後円部中央の竪穴式石室から、1面の画文帯神獣鏡や33面の三角縁神獣鏡などの副葬品が完全な形で出土したことで一躍有名になった古墳で、一つの古墳からの三角縁神獣鏡の出土数としては全国最多だそうです。三角縁神獣鏡卑弥呼が魏から贈られたとされる「卑弥呼の鏡」と呼ばれるもので、大和の中心部で見つかったのは初めてなので、邪馬台国論争を左右する重要な手がかりになるものとして注目を集めているそうです。因みに、黒塚古墳が発掘調査されたのは天皇陵ではなかったから。天皇陵の古墳は、皇室のお墓なので文化財保護法の適応外。発掘調査はもとより、おいそれとは立ち入ることすらできないそうです。

 

 

山の辺の道は、 『記紀』や『万葉集』にたびたび登場する地名や旧跡が次々とあらわれる、訪れる人を神話や古代ロマンの世界にいざなう古の道でした。もっと勉強してから再訪したいと思います♪

 

 

 

春霞の富士山(秀麗富嶽十二景 高畑山~倉岳山)

第4波の兆しの中、緊急事態宣言が解除になりました。ということで、まだまだ予断は許さない状況ながら、山に行ってきました。

 

今日は桜満開のぽかぽか陽気の土曜日、絶好の登山日和でした。風が心地よく、とても楽しかったです。とはいえ体力の低下は明らかで、特に登りがきつかった~。

 

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倉岳山から望む富士山


見えますか~?春霞にかすむ富士山。雪化粧がきれいです。

 

倉岳山からJR梁川駅までの月尾根沢沿いの下り道も、沢沿いの下りとは思えない心地よさ。上着いらずでした。でも、思ったより道のりは長く、下り好きのことりちゃんでも飽きてきちゃいました。そんな時に現れたのが、こちらのかわいこちゃんです。

 

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春を告げる山の妖精 カタクリ

 

楽しかったけど疲れちゃった。やはりブランク開けは暫くリハビリが必要なようです。

久しぶりの自転車

2度目の緊急事態宣言もいよいよ明日解除となります。桜の開花宣言も出たし、山のツアーも再開になるし、ますます外に出たくなってきました。

 

そんな先日、こんな本を読みました。

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実はことりちゃん、10年ほど前に折りたたみ自転車を衝動買いしたまま、ずっとしまい込んでいたのですが、この本を読んで、もう一度始めてみることにしました。念のため、自転車屋さんで点検してもらいましたが、ライトがダメになっていて交換した以外は、とても良いコンディションで一安心しました。

 

そして今朝、ご近所の荒川まで走ってみました。本当に久々にハンドルを握ったので、少々緊張しましたが、風を切って走るのは気持ちが良いですね。河川敷には、テニスコートでテニスをする人、マラソン大会をしているたくさんのランナー、そしてこれまたたくさんのチャリダーがいました。

 

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今日は取り合えず旧岩淵水門を散輪写(「散策」×「輪行」×「写真」)してきました。曇り空の下、2時間足らずのポタリングでしたが楽しかったです♪

 

☆☆☆ おまけ ☆☆☆

今朝の日経新聞の「何でもランキング」は、「ネーティブには通じない”和製英語”」でしたが、和製英語といえば、ポタリングを「自転車でのお散歩」と意味するのは和製英語なのだそうです(英語の動名詞ポタリングpotteringには、自転車の意味はない)。

一年後は・・・

2度目の緊急事態宣言が始まって1週間が経ちました。宣言解除予定日までのツアーは、軒並み催行中止になっちゃいました。山に行けないのは残念この上ありませんが、「既に申し込み済みのツアーではあるけれど、状況を鑑みて自粛する」ってストレスフル。今の状況からすると、不要不急の外出は極力避けるべきだと思うので、催行中止になってストレスが減って良かったと感じています。

 

しばらく山に行けないので、読書で山気分を味わっています。今読んでいるのは井上靖の『氷壁』です。まだ読み始めたばかりですが、さすが山岳小説の傑作!あっという間に世界に引き込まれてしまいました。結構厚い単行本ですが、どんどん読めてしまいそうです。

 

厚い本でもどんどん読めるといえば、ハンス・ロスリングの『ファクトフルネス』(2019年ベストセラー第1位)も、読みやすい本でした。コロナ発生後に読んだのですが、この本の中で著者は心配すべきグローバルなリスクを5つ挙げていて、その筆頭に書かれているのが「感染症の世界的な流行」でした。コロナは降って湧いたような話ではなく、何年も前から感染症の流行は叫ばれていたのですね。新型インフルエンザの流行もあったし。でも、ことりちゃんたちは大した危機感を持っていませんでしたね。。。

 

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日本で最初にコロナ患者が報告されて一年になります。奇しくもその一年前の2019年1月15日に『ファクトフルネス』の第一版が発行されました。2022年の1月15日、どんな世の中になっているでしょうか。他のリスクが現実化していなければいいな、と思う今日この頃です。